さいたま市里親会設立15周年記念大会開催のお知らせ

12月2日(日)にさいたま市里親会設立15周年記念大会が開かれます。

◆主な内容は、「記念講演」と「里親・元里子の体験談」です。
◆本会からの参加定員は15名となっています。
◆希望多数の場合は「先着順」となります。
◆来賓出席者及び埼玉里母の会からの参加は別枠となります。

参加を希望される方がいらっしゃいましたら、今月21日(水)までに各地域里親会会長を通じて本会事務局までお知らせください。

問合せ先
satooyaforum@saitama-satooyakai.jp
事務局(一戸)

さいたま市里親会設立15周年記念大会開催要項(pdf)

セイバン様からのランドセル寄贈について

公益財団法人全国里親会からランドセルの寄贈(セイバン様)の取りまとめの依頼がありました。

1 対象児童
平成31年度に小学校に入学する児童(平成24年4月1日~平成25年3月31日生)

2 寄贈ランドセル
  (1) 男児用  ブラック
  (2) 女児用  5色からお選びください

3 申込期限  平成30年11月20日(火)まで
なお、今年はいただける数が前年度より下回っており、ご希望数が上回る場合は抽選になります。

※対象者には郵送にて通知しています。

お問い合わせは
埼玉県里親会 事務局
048-764-8110

2018年 ランドセルモデル詳細(pdf)

対談「里親しっかりサポート事業のスタートにあたって」

埼玉県少子化対策局こども安全課 課長 西村 朗
一般社団法人埼玉県里親会   理事長 石井 敦

里親が里親を支援することの意義

石井:今年度埼玉県からご提案いただいた、里親が里親を支援する「里親しっかりサポート事業」がスタートし、いよいよこの秋から具体的に動き出しました。多くの先輩里親さんたちが支援に手を挙げてくださり、大変だったことや乗り越えてきたことを何とか次の世代に伝えたいと、県内各地で盛り上がってきています。本日はこの画期的な事業に至る背景や今後の展開について、西村さんとお話しできればと思っております。

西村:里親会の皆様におかれましては、日頃より里親委託の推進にご尽力くださり、ありがとうございます。もともと里親委託の推進は児童相談所が中心になって、里親のリクルートや未委託里親への支援、受託後の支援に取り組み、ここ10年間でかなり里親委託を拡充してきました。しかし、児童相談所だけでは、虐待対応もあり、今後里親委託を大幅に増やしていくには、限界があると考えました。里親委託を推進していくにはどうしたらよいかと考えるなかで、里親会の力を借りない手はないと思いました。里親さんの支援は里親さんがやるのが一番で、適切な支援ができるはずと考えました。子どもとの関係が不調に終わる里親さんの中で、委託後1年以内の方が非常に多いと聞いていました。受託直後でなかなか子どもが安定しない時期の里親さんのサポートも里親会にしていただこうということになりました。これは不調を防止するという意味でも、非常に効果が上がるんじゃないかと。こんな考えで、この事業を里親会にお願いするに至りました。

石井:ありがとうございます。これまで里親会が各地域のなかで、里親が里親を支援してきた、支えてきた、寄り添ってきた積み重ねが評価されたんだと大変うれしく思います。自分自身を振り返っても、先輩里親さんから子育ての楽しさや苦労を乗り越えた話をうかがって、励まされてきました。今回、この事業のご提案をいただいた時は、「よしっ、来たか、これはやるっきゃない!」と思いました。私たち里親、あるいは里親会の力を信頼され、事業を委託していただいたということについては、大変、先見の明があったと受け止めています。県内外からも注目が集まっています。

未委託里親への支援が委託率向上の鍵

西村:里親委託率を上げるためにはまず登録里親の人数を増やすこと、そして、登録いただいた方々にできるだけ多く子どもを受託していただくことが必要です。現在、登録里親の内、実際に子どもを養育している方の割合である受託率が34%くらいです。受託率を上げていくために、里親会に未委託里親の支援、受託直後の里親の支援をしっかりお願いしたいと思っています。

石井:国立武蔵野学院が開催した、全国児童相談所関係者対象の研修会に昨年出させていただきました。多くの都道府県の児童相談所の方々が抱えている悩みの一つが「未委託里親になかなか手が回らない」ことだと知りました。未委託里親さんへの委託に向けたアプローチは、どこの児童相談所も抱えている課題なのだと思いました。

支援の質を高める

石井:事業の特徴の一つは、子育てをしている先輩宅において、未委託里親の支援が行われることです。集合研修や施設見学に加えて、OJT(注)の要素を採り入れた訪問をメインにすることで、未委託里親に里親制度の理解を深め、覚悟をもっていただきたいと思います。未委託里親さんには、委託直後からの子どもの変化を実感するなど、先輩里親宅であんな場面があったな、あそこはそんな工夫をしていたなと、多くのヒントを持って帰っていただけると思います。プライベートな空間での密度の濃いコミュニケーションに期待します。もちろん独善的な押し付けは良くないですが。また、委託直後の方に対しては、先輩里親は良き聞き手になっていただきたく、横浜市の里親会長のご紹介で澤村直樹先生を講師に招き、傾聴の研修を必須にしてスタートしました。さらに、訪問支援の実績豊富な静岡市里親会から「複数での訪問」の効用を助言いただくなど、他の先進地域の間接支援も受けています。9月15日には愛泉寮(加須市にある児童養護施設)をお借りして、全体研修を開催しました。こちらでは、未委託里親と支援者の先輩里親が一堂に会し、島田里親支援専門相談員から愛着の講義を受け、社会的養育の子どもたちを養育する前提条件を身につけてもらいました。

(注)OJT(On-the-Job Training):座学などの方法ではなく、実践を通してトレーニングを積むこと。未委託里親宅、委託直後里親宅を先輩里親が訪問したり訪問されたりして、相互に養育の実際を見て学ぶこともOJTととらえることができる。

西村:当初企画に無かった愛泉寮での全体研修を里親会から御提案をいただき、実施できたことで、未委託里親さんの意識が高まったと思います。それから、支援をする里親さんは、当初我々が考えていたのはベテラン里親さんで、一人なり二人なり里子を育て上げた、年齢も一定以上の方というイメージでした。まだ受託から間もない若い方が、自分の今までの経験をダイレクトに伝えたいと考えてくださり、幅広い年齢層から多様な里親さんが支援にまわってくれたのを知って、うれしく思います。

石井:未委託里親さんの訪問希望先には乳幼児を養育中の家庭が多く、こうした方々から協力を申し出てうただき大変助かっています。先輩里親にとっても、自らの養育を振り返る良い機会になっています。うまくいった点、反省している点、工夫した点、課題を整理して考えることができるのです。

児童相談所、支援する里親、支援される里親、それぞれの理解が重要

西村:未委託里親さんへの委託の決定は児童相談所の仕事なので、 この事業を進めるにあたって、現場の児童相談所担当者にこの事業の趣旨を理解してもらうことが大事です。そこで、こども安全課が里親担当者会議を開いて、この事業の趣旨や進め方を説明し、各児童相談所の担当から意見を聞きました。期待する声と同時に「先輩里親の未委託里親への支援はうまくいくのだろうか」 「うまくいく人もいるだろうが、うまくいかなくてトラブルになった場合はどうするんだ」と、少し心配の声があったことも事実です。そういう意見も踏まえて、里親会との意見交換を重ねさせていただき、研修で事前に支援者と被支援者の双方が心構えや基本的な知識を学ぶ機会を得ることでしっかりとした事業実施の準備ができたと思っています。

石井:どういう失敗があるのか、どういったことが途中でトラブルとして起こりうるのか、可能な限り予想して考えておく、ただし、予期せぬことが起きるかもしれない、起きたことには速やかに情報を共有して最善の方法で修正を加えていく、そしてそれが蓄積となって、受託前後の里親支援体制が形作られていくと考えています。

未委託・交流中・委託直後の里親の心に寄り添って

石井:現在、26組の未委託里親がこの事業の被支援者としてエントリーしておられます。本日現在、延べ27回、未委託里親が先輩里親宅を訪問しています。未委託という立場で子どもと交流中の方をどうフォローしていくか、ということについても考えなければなりません。子どもと交流している時期は、里親が孤独になることがあるのです。能力がないと思われれてしまう、ダメな里親のレッテルを貼られてしまうのではないかと、児童相談所に不安を伝えられないのです。こういう時に相談できる相手こそが、先輩里親です。この事業への取り組みにより極力不調を少なくしていきたいです。

西村:訪問した里親宅で未委託里親さんが実際に子どもを目の当たりにしながら、素朴な質問ができたり、不安や疑問が解消できたり、心構えができたりすると伺っています。1組の未委託里親さんが4つの里親家庭を訪問することもあると聞きました。いろんな家庭のいろんな養育の場面を見て、未委託里親さんなりに、ここは自分に合うなとか、ここは違うなとか、こういうスタイルでやっていこうとか、取捨選択ができる、引き出しを増やすことに役立っていると思います。これはなかなか今までの児童相談所の支援だけではできないことです。

石井:各地域里親会も含めて、この支援事業が来年、再来年と根付いてステップアップしていけるよう広報にも力を入れていきたいです。切れ目の無い支援によって、里親家庭で安心して育つお子さんたちが増えていくことを期待しています。被支援者を支えるネットワークが強力になり、また被支援者同士も繋がることにより養育力が高まっていけば、それがまた子どもたちのためになると考えています。

西村:この事業で得られる効果は非常に大きいと期待しております。里親委託率の向上、最終的には社会的養護を必要としているお子さんたちの幸せのために、今後ともお力添えをいただきたいと思います。

石井:日々の養育の傍ら協力いただいている実行委員・エリアリーダーと頑張っていきます。本日はありがとうございました。

平成30年10月18日、埼玉県浦和合同庁舎にて収録。

左:西村課長 右:石井理事長

西村課長

石井理事長

未委託里親さんへの支援を経験して

保角美代 実行委員長
お子さんが2歳弱で赤ちゃんから委託を受けて育てているお宅に1回、5歳のお子さんを養育しているお宅に1回、それぞれ別々の未委託里親さんに同行して訪問しました。2歳弱のお子さんのお宅に行った時は、最初緊張して来られた未委託の里父さんと里母さんが、お子さんを介してどんどんお顔も柔らかくなってきて、お子さんを抱っこしたりして、最後にはガラッと里父さんのお顔が変わったのを拝見しました。施設のお子さんを抱っこしているのと、またちょっと違うニュアンスがあり、かけがえのない体験だったんじゃないかと思います。また5歳のお子さんのところに行った時は、本当に養育中の里母さんがたくましく、「子どもは豪勢な食事よりも、大好きなものをたくさん食べさせてあげてね」というようなお話をしてくださり、未委託里親さんも「ああ、それでいいんですね」と、どんどん緊張がほどけていったと思います。大それたことじゃない、ちょっとしたことを先輩里親のお宅に行って気兼ねなく聞けて、接することができるのは、この事業の意図だなって思います。今は未委託でも、これから切れ目なく交流中、委託直後に渡って支援ができる、まず第一歩になったと思っております。

嶋﨑里美 エリアリーダー
先日、2組の未委託里親さんが我が家を訪問してくださいました。
受託前、受託してから現在に至るまでのエピソードを話していたら、あっという間に2時間が過ぎていました。我が家の息子たちは、小さいころ1部屋で一緒に過ごしていましたが、成長に合わせて1部屋を2部屋にリフォームしたので、実際に見ていただきました。「もう里親をやめたい」と思ったときはありますか?とか里母は仕事を辞めないといけませんか?などの質問がありました。終始、皆さんとても真剣に話を聞いてくださいました。

石井佐智子 里親トレーナー
1歳前に養育を始めて、今2歳半のお子さんを育てている若い里親家庭のところに未委託里親さんをご案内しました。お子さんはとてもリラックスしていて、未委託里親さんを迎え入れてくれました。お子さんは初めのうちは未委託の里母さんと遊んでいたのですが、途中から、「おじちゃんも遊ぼう」と言って、未委託の里父さんに声をかけました。すると、背筋がピシッとしていた里父さんがだんだん背中を丸めて、お子さんと視線を合わせるようになって、コミュニケーションが自然にできるようになり、あっという間に5時間経ってしまいました。子育て中の里親さんは、委託直後からの育児記録や、お子さんが大好きな絵本なども見せてくださいました。未委託里親さんにとっては、かけがえのない体験だったと思います。未委託里親の方の不安に対して、小さいお子さんを受託している里母さんや里父さんが説明すると、その不安がパッと消える感じを横で拝見しました。次に、家庭生活の経験がほとんどない男児を16歳から20歳まで養育された里親宅に3組の未委託里親さんをお連れしました。実子との葛藤やバイト先でのトラブル等があったものの、今では実家のように頼りにして自分で選んだ仕事を続けているお話から、里親夫妻の度量の大きさや社会的養育の本質を吸収していただきました。今回の事業の意義というのが、やっぱりOJTにあるなと感じました。

【バスケットボール試合ご案内】の訂正です

先日ご案内させていただきましたプロバスケットボールチーム「越谷アルファーズ」の試合招待ですが、お申込先のアドレスが間違っていたとのご報告がありました。

誤)M.niikura@koshigaya-alphas.jp

正)M.Niikura@koshigaya-alphas.jp

HP及び、申込書の方も修正致しました。
http://compass-navi.or.jp/sport/60.html

また、まだお席に余裕があるとのことですので、25日(木)までお申込期限を延長させていただきます。

コンパスナビより 『10月の情報』 です

【コンパスナビ運転免許取得助成制度】
〆切が近づいております(10月15日)。対象者がいらっしゃいましたら、まずはエントリーをしてみてください。ちなみにHPには記載していませんが、お問い合わせが複数件あったことにより、現役大学生・専門学校生も利用を可能と致しますので、どうぞ該当者がいらっしゃいましたらご連絡の上、お申込ください。

※ご本人のご確認などでお申込期日に間に合いそうも無い場合は、事務局までどうぞご相談ください。

コンパスナビ担当:蟻田(ありた)、髙橋

2018年度コンパスナビ運転免許取得助成制度のお知らせ

【よしもと芸人さん】
施設におうかがいさせていただき、子どもたちと一時間半楽しんできてますオオカミ少年のお二人、少しずつ人気も出てきてスケジュールが押さえづらくなりつつあるようです。それでも、最優先に施設にうかがいたいとおっしゃっていただいています。
来年度はお二人のうちの片岡氏がアメリカに進出すると言うお話もあり、今年度中にコンパスナビとしては、できる限り施設におうかがいしたいと考えています。
今もいくつかの施設でご検討をいただいておりますが、早めの日程定時をお願いしたいこととあわせ、まだおうかがいしていない施設の皆様、お気軽にお電話やメールでお問合せくださいませ。
また、一度開催したけれど、もう一度・・・というリクエストにもお応えします。ぜひ積極的にお声を上げてください。

【料理教室】
児童向け、施設職員さん向けの料理教室を展開しております。担当いただくのは、スーパー家政婦登録1200人の中のベスト11名、タスカジ・アンバサダーに選任された中村裕子さんです。
毎回ユースも参加させていただき、子どもたち、職員さんと楽しく料理を学んで、美味しくいただいています。参加費無料です。エプロン、バンダナのみご用意ください。
キッチンが必要なため、施設での開催が難しいようであれば、近くの公民館の調理室をお借りしますので、ご遠慮なくお申込ください。

【アンガーマネージメント】
アナログからデジタルに変わりつつある世界、スマホに代表されるように人は目の前のことに夢中になり、若者はマニュアル対応はできても人とのコミュニケーションは苦手になりつつあります。こうした社会いの中で怒りのコントロールは、現代人が生活していく上で必要不可欠になりつつあります。
講習会を開催していますが、施設にうかがって開催することも可能です。一度ぜひご相談ください。

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